アトピー肌の栄養にアトピスマイルが効果的なわけ
当ブログでは「アトピー性皮膚炎をサプリメントや食事の栄養効果で改善するための方法と対策」について述べていますが、今回はアトピーの乾燥肌にアトピスマイルが効果的なわけについて書いていきたいと思います。
「アトピスマイル」は香川県にある勇心酒造という会社が販売しているクリームで、『アトピーに朗報!』という本でも取り上げられていますが、この「アトピスマイル」は、そんなにアトピー性皮膚炎がひどくなかったり、治りかけていたりする場合に、乾燥している肌に塗るクリームとしてオススメです。
また、ステロイド剤は肌に塗りたくないけれど、アトピーによる乾燥肌をどうにかしたいという方にもおすすめできます。
なぜならこの「アトピスマイル」は、保湿剤でも医薬品でもないからです。そして、この「アトピスマイル」の最大の特徴は、お米のちからによって、乾燥肌を改善するという点にあります。
アトピスマイルの有効成分である「ライスパワーNO.11」が、皮膚角質層に本来備わっている水分保持機能を素早く改善し、健康で強い皮膚を保ってくれるのです。
アトピスマイルの効果・効能
- 皮膚水分保持機能の改善
- 肌あれ・あれ性
- ひび・あかぎれを防ぐ
- 皮膚をすこやかに保つ
- 皮膚にうるおいを与える
- 皮膚を保護する
- 皮膚の乾燥を防ぐ
(商品添付の説明書より)
実際、私がこの「アトピスマイル」を乾燥肌の部分に塗ってみたところ、市販の保湿剤を塗るよりもしっとり感が継続している印象でしたし、使い続けることで、皮膚の状態が少しずつ改善されているのも実感できました。
ただ、「アトピスマイル」を塗り続ければ、勝手にアトピーが治るというわけではないので、その点については勘違いしないよう注意が必要です。
アトピーを治していくうえで大切なのは、皮膚科医との相談と正しい治療、それに加えて日頃の食生活と生活習慣の見直しと改善なのです。
『アトピーに朗報!』で紹介されたアトピスマイル
ちなみにこのアトピスマイルは、入野和生氏の『アトピーに朗報!』という書籍のなかでも紹介されていますが、勇心酒造の徳永孝氏が、日本古来の食材である米と発酵技術の可能性に着目して開発したものです。
新素材ライスパワーエキスNo.11の最大の特徴は、皮膚そのものに働きかけて水分保持能(皮膚バリア機能の高い角質層を作らせる機能)を改善、しかも皮膚の角質層内にあって水分保持をつかさどる成分である「セラミド」を増やすことだった。
これまでの保湿剤は皮膚角質層の表面に膜を付着させるもので、保湿剤がなくなると効果も消えていたが、ライスパワーNo.11は皮膚そのものを健康にしてしまう。(入野和生『アトピーに朗報!』p33)
徳島大学の臨床実験では、アトピー患者にライスパワーエキスNo.11を配合したクリームを塗布したが、約九割の患者に、かゆみや皮膚乾燥などの改善が見られた。水分保持能(バリア)を改善することで、細菌やウイルス、ハウスダストなど外部からの皮膚への攻撃に対し効果がある。また、日本人が古来、主食としてきた米を原料としており、用いる微生物も全て発酵食品に利用されたものであるため、安全性も高いことは歴史的に証明されているという。(入野和生『アトピーに朗報!』p34)
入野和生氏の『アトピーに朗報!』にはこのような記述がありますが、いろいろな保湿剤を試してみても、いまいち乾燥肌が改善されないという方は、ぜひ一度、「アトピスマイル」を試してみてください。