アトピーの炎症とは体にとって必要だから起こっていること
当ブログでは「アトピー性皮膚炎をサプリメントや食事の栄養効果で改善するための方法と対策」について述べています。
前回はアトピーの炎症を抑えるには生活習慣を変えていくことが大切だということについて書きましたが、今回はアトピーの炎症とは体にとって必要だから起こっている、ということについて述べてみたいと思います。
アトピーによる顔や肌の赤みがなかなか引かず、気になって仕方がないという方は多いと思います。
また、皮膚科医に言われたとおり、いくらステロイド剤や保湿剤を塗ってもアトピーが治らない、顔や肌の赤みが消えない、と悩んでいる方はたくさんいらっしゃるのかもしれません。
それに加えて、アトピーの湿疹に悩んでいる方で、自分のアトピーはこのままずっと治らないのではないか、と絶望的な気持ちになっている方もいらっしゃると思います。
しかしだからといって、皮膚の炎症を抑えたり、赤みをなくそうとしたりして、ステロイド剤を塗り続けても、なかなか皮膚の赤み・炎症の問題は解決しないように思います。
なぜそのように述べるのかといえば、炎症とはからだにとって必要なために起こっていることだからです。
近年は、加工食品の多くに何種類もの食品添加物が使われていますし、洗剤、スキンケア用品、消臭剤などにも、からだにとっては不自然な化学物質が経皮毒として、たくさん入りこんでいます。
また、大気汚染や環境汚染などの問題もあります。
要するに体のなかに様々な毒素や不要物が溜まってしまっており、その毒素をからだが排出しきれないことが、からだの内側からアトピーが起こってくる原因のひとつだと考えられるのです。
つまり、アトピーの炎症とは、からだに毒素や異物が入りこんでしまっているという、からだからのメッセージでもある、と考えられるのです。
したがって、からだの内側から起こっているアトピーの炎症を抑えていくためには、外側からのスキンケアやステロイド剤を塗って安心するだけではなく、日頃の生活習慣を出来る範囲で自ら変えていくというアプローチが重要になってくると、私自身は感じています。
また、この炎症が起こりにくくなるように生活習慣を変えていくということは、ステロイド剤を使用していた場合、そのステロイド剤をだんだん弱いものに代えていくということでもあります。
生活習慣を変える事については前回の記事で詳しく書きましたが、規則正しい生活を送る、ストレスを減らす、運動不足を解消する、食べ物に気をつける、デトックス(毒出し)を行うなど、炎症が起こりにくくなるカラダ作りのためにできることはたくさんあります。
おそらく、自分がアトピーになったことは、決して悪いことではなく、そのことには意味があるのです。
そして、アトピーのつらさを、自分のからだを気づかうようにし、生活習慣を変えていくためのきっかけにすることもできるのです。
ちなみに以下の記事には、アトピー性皮膚炎を治していくために必要不可欠なことをまとめてありますので、よろしければ参考にしてみてください。