アトピーをサプリメント・食事の栄養効果で改善するための対策ブログ

アトピー経験者によるアトピー性皮膚炎をサプリメント・食事の栄養効果で改善・治すための方法を情報発信している対策ブログです。

ビタミンB群のアトピー性皮膚炎を改善する効果

当ブログでは「アトピー性皮膚炎をサプリメントや食事の栄養効果で改善するための方法」について述べていますが、今回は「ビタミンB群のアトピー性皮膚炎を改善する効果」について書いていきたいと思います。

 

ビタミンB群はアトピー性皮膚炎を改善するために必要不可欠な栄養素です。なぜならビタミンB群は代謝の働きをする酵素を助ける補酵素の役割があり、皮膚や粘膜の維持や、副腎の機能の維持にも関わっているからです。

そのため、アトピー性皮膚炎を改善するためにはビタミンB群を積極的に摂っていく必要があります。

また、ビタミンB群は協同して働くため、特定のものばかりを摂るのではなく、複合した形で摂るのが望ましいとされています。

しかしここでは、アトピー性皮膚炎を改善していくために、特に大切なビタミンB群を挙げてみたいと思います。

 

ビタミンB2

ビタミンB2は、糖質や脂質、タンパク質からのエネルギーの生成に広く関わってる栄養素です。

また、皮膚や粘膜の健康維持を助けるはたらきもあるため、アトピー性皮膚炎の場合は、積極的に摂っていく必要があります。

ビタミンB2はレバーや 卵、納豆などに多く含まれます。

 

ビタミンB6

ビタミンB6は、たんばく質の代謝を促進するために欠かせないビタミンとされています。たんぱく質を分解してアミノ酸にする酵素と、アミノ酸を別のアミノ酸に組み替える酵素補酵素として、その働きを助けます。

皮膚や粘膜をはじめとする多くの体組織や、酸素を運搬するヘモグロビン、病原菌と闘う抗体や神経伝達物質たんぱく質から作られているため、ビタミンB6が不足してしまうと、アミノ酸の代謝が滞るため、たんぱく質の働きに悪影響が出てしまいます

またビタミンB6は、免疫機構で主要な役割をもっている免疫グロブリン(抗体)の生成に関わっているため、免疫機能を正常に維持するために欠かせない栄養素だとされています。

そのためビタミンB6にはアレルギー症状を緩和する効果があると言われています。

ビタミンB6はニンニクやかつお、マグロ、レバー、卵などに多く含まれます。

 

パントテン酸(ビタミンB5)

パントテン酸アトピー性皮膚炎の改善のために特に必要なビタミンです。

その理由は、皮膚や粘膜の維持、副腎皮質の機能維持、副腎ホルモンを作るために欠かせないからです。

特に炎症を抑える働きをするコルチゾール(ステロイドホルモン)がきちんと作られるためには、副腎が健康でなければならないのですが、この副腎にはパントテン酸が多く集まっているとされています。

そのため、パントテン酸の不足は、副腎の機能低下に直結してしまうのです。

したがって、副腎の機能を強化するには、パントテン酸と、もうひとつ、他の記事でお伝えしたビタミンCは必要不可欠なのです。

このパントテン酸が多く含まれている食材は、レバー、納豆、さけやいわしなどの魚介類、肉類、卵などです。

 

ナイアシン(ビタミンB3)

さらにナイアシンも副腎の機能維持のためには必要になります。

ナイアシンステロイドホルモンの合成に関わり、皮膚や粘膜を健康に維持する効果があるほか、免疫機能の維持のために重要な役割を担っています。

ナイアシンが多く含まれている食材としては、カツオ、サバ、たらこ、まぐろ、レバー、鶏肉、きのこ類などが挙げられます。

 

ビタミンB群は腸内細菌によって作られる

これらのビタミンB群は、アトピー性皮膚炎を治していくために欠かせない栄養素ですが、先述した通り、ビタミンB群は協同して働くため、他のビタミンB群を摂らなくても良いわけではありません。

また、ビタミンB群のうち、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビオチン、葉酸パントテン酸は、腸内細菌によって合成されるため、ビタミンB群の効果的な補給のためには、腸内環境を改善し、腸内細菌のバランスを整えていくことも大切になってきます。

そして、その腸内環境の改善に役立つのは、乳酸菌食物繊維オリゴ糖発酵食品などです。

 

以上が、ビタミンB群のアトピー性皮膚炎を改善する効果についてです。

 

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