アトピーをサプリメント・食事の栄養効果で改善するための対策ブログ

アトピー経験者によるアトピー性皮膚炎をサプリメント・食事の栄養効果で改善・治すための方法を情報発信している対策ブログです。

アトピー性皮膚炎の原因が栄養不足である理由

当ブログでは「アトピー性皮膚炎をサプリメントや食事の栄養効果で改善するための方法と対策」について述べていますが、この記事では「アトピー性皮膚炎の原因が栄養不足である理由」について書いていこうと思います。

 

アトピー性皮膚炎が起こってくる原因としては、ストレスや活性酸素、食べ物、運動不足、ダニやハウスダストなどのアレルゲン、電磁波など様々なものが考えられます。

そして、栄養不足もアトピー性皮膚炎が発症する原因のひとつだと思われます。

私たちのからだのおよそ60兆個の細胞は、毎日、常に入れ替わっていますが、その新陳代謝のために必要なのが栄養素です。

中でも特に重要なのは、ビタミンミネラルですが、このビタミンとミネラルは、補酵素・補助因子として代謝の働きをする酵素を助ける役割を担っています。

そのため、普段の食事において、ビタミンとミネラルをしっかりと摂らないと、酵素の代謝の働きが鈍くなり、細胞の新陳代謝が活発になりません。

また、ビタミンのうちの特にビタミンCやビタミンB群の一部は、副腎皮質がステロイドホルモン(コルチゾール)を分泌するために必要になってきます。

もしビタミンCやビタミンB群が不足してしまうと、アレルギーの炎症を抑える働きをしているコルチゾールの量も減ってしまい、やがて炎症を抑えきれなくなって、アレルギー症状やアトピー性皮膚炎の発症につながってしまうと考えられます。

さらにもうひとつ注意しなければならないのは、油の摂り方です。

私たちの細胞が健康を維持していくためには、細胞膜の材料になっている脂質の存在が非常に重要になってきます。

ところで脂質を構成しているのは主に脂肪酸ですが、脂肪酸のうち、最も十分な量を摂らなければならないのはオメガ3脂肪酸(EPA・DHA・α‐リノレン酸)です。

しかし現代の食生活で問題なのは、このオメガ3脂肪酸の摂取量が圧倒的に不足し、代わりにオメガ6脂肪酸(主にリノール酸)が増えてしまっていることです。

このオメガ6のリノール酸は、加工食品やサラダ油などに多く含まれていますが、オメガ3脂肪酸は、主に青魚に含まれているため、非常に摂りにくくなっているのです。

そして、オメガ3とオメガ6の脂肪酸のバランスが崩れてしまうことが、アトピー性皮膚炎をはじめとしたアレルギー症状を引き起こす原因になっていると考えられています。

現代社会の食生活は栄養不足に陥りやすい

このオメガ3脂肪酸の不足も、立派な栄養不足だと考えられますが、栄養不足に拍車をかけているのは、加工食品を中心にした現代の食生活です。

カップ麺やお菓子類など加工食品は先程述べたリノール酸や砂糖などが多く含まれているうえ、ビタミンやミネラル、オメガ3脂肪酸などアトピー性皮膚炎を改善するために必要な栄養素はほとんど含まれていません。

そのため、コンビニエンスストアやスーパーマーケットで販売されている加工食品を食事の中心にしてしまうと、カロリーは十分摂取出来ているかもしれませんが、知らないうちに栄養不足に陥ってしまう可能性が高くなります。

したがって、アトピー性皮膚炎を治していくためには、日頃の食生活を見直し、いつの間にか栄養不足に陥っていないかどうか確かめてみる必要があるのです。

 

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アトピーに朗報!』で紹介されたアトピーの乾燥肌を改善する「アトピスマイル」については以下の記事を参照してください。

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