玄米リブレフラワーがアトピーに効果的なわけ
当ブログでは「アトピー性皮膚炎をサプリメントや食事の栄養効果で改善するための方法と対策」について述べていますが、今回は「玄米リブレフラワーがアトピーに効果的なわけ」について書いていきたいと思います。
玄米リブレフラワーとは、玄米を独自製法で高温焙煎し、25ミクロンに微粉末化したもののことです。
そして、この玄米リブレフラワーには、毒素を吸着し、体外に排出するという強い解毒作用があるとされています。
アトピー性皮膚炎の原因は様々であり特定はされていませんが、アトピー性皮膚炎の症状とは、うまく排出されずに体内に溜まった毒素(アレルゲン・細菌・環境ホルモンなどを含む)が血液の汚れを通して皮膚に現れた状態だと推察されます。
そのため、玄米リブレフラワーを日頃の食事に採り入れ、毒素が溜まらないよう腸内環境をキレイに保つ(デトックス)ことは、アトピー性皮膚炎の予防と改善につながると考えられます。
そもそも玄米は古来から日本人の主食であり、健康的な生活を支えてきたと言われていますが、その玄米には豊富な栄養素が含まれており、特に玄米の糠(ぬか)には、ビタミンEやビタミンB群、鉄や亜鉛などのミネラル類、食物繊維などが白米よりも多く含まれていることがよく知られています。
また、玄米にはγ(ガンマ)‐オリザノールやイノシトールなどの抗酸化物質・有効物質も多く含まれており、健康食として注目を浴びるようになりました。
しかし、玄米に含まれる「アブシジン酸(ABA)」は細胞内のミトコンドリアの毒になるため、玄米を食べる時はこのアブシジン酸を無毒化して食べる必要があると言われています。
もし無毒化しないと細胞内のミトコンドリアの機能が弱まり、その働きが低下してしまうとされているのです。
細胞内のミトコンドリアは人間のありとあらゆる生命活動に必要な「ATP」と呼ばれるエネルギー通貨を必要な分だけ生み出しており、細胞の新陳代謝やエネルギー代謝にも深く関わってくるため、ミトコンドリアの働きがアブシジン酸によって低下してしまえば、そのぶん体調不良に陥ったり、様々な病気の発症の原因になっしまったりする可能性が否めません。
ところが、アブシジン酸(ABA)のために玄米を食べないようにする必要はなく、このアブシジン酸(ABA)を取り除く方法が三つ存在しています。
それは『「酵素」の謎』の著者である鶴見隆史氏によれば、以下の通りです。
- 12時間以上の浸水
- 遠赤焙煎(ロースト)かフライパンの空炒り
- 発酵
(参考 鶴見隆史『「酵素」の謎』)
玄米の短所が払拭された玄米リブレフラワー
このように玄米のアブシジン酸の害をなくすには、ひと手間必要になるのですが、遠赤焙煎による玄米リブレフラワーであれば、玄米の難点が見事に解消されているため、優れた栄養食として、玄米を毎日の食生活に簡単に採り入れることが可能なのです。
そのリブレフラワーとは、冒頭での述べましたが、独自製法で高温焙煎し、25ミクロンに微粉末化した玄米のことです。
この玄米リブレフラワーのメリットの効用について、酵素栄養学の第一人者として知られている鶴見隆史氏は以下を挙げています。
- エネルギーの大幅なアップ
- ファイトケミカル(フェルラ酸他)が多く出現し抗酸化力を強く持つ
- フリーラジカルスカベンジャー効果を持つ
- その穀物の持つ薬効効果の増大
- 栄養素(ミネラル、ビタミン)の活性化(天日干しの効果)
- 毒素の腸内吸着素としての働き
- 食べ方の簡便さ
- 栄養の吸収率の増大
- ビタミンEとしての作用
- さまざまな応用の可能
- 免疫力の増大作用
(鶴見隆史 『現代版 食物養生法』 p229)
玄米リブレフラワーの効用
また、鶴見氏は『現代版 食物養生法』のなかで、玄米リブレフラワーの効用として以下を挙げています。
- きわめて酸化しにくい
- すべての栄養素に破壊がない
- デンプンがアルファ化(α化)している
- きわめて消化吸収がいい
- 強烈な毒素排泄効果
- 栄養素(特にミネラル、ビタミン)の活性化
- 完全に(一〇〇%)無農薬化している
- 食べ方が自由自在
- 他の素材と組み合わせるとその欠点が回避される
- 低カロリー食品である
- ダイオキシン・環境ホルモンの排出作用として一役
(鶴見隆史 『現代版 食物養生法』より)
鶴見氏がこのように挙げている玄米リブレフラワーの効用はアトピー性皮膚炎に対しても有効に働くと思われます。
また、特に玄米リブレフラワーは腸内の毒素を排出するデトックス効果が強いとされているため、玄米リブレフラワーを日頃の食生活に採り入れることは腸内環境の改善や腸のお掃除などにつながっていきます。
さらに玄米リブレフラワーは、皮膚の健康維持に必要不可欠なビタミンB群やビタミンE、マグネシウム、鉄、ケイ素などのミネラル、酸化を防ぐファイトケミカル(抗酸化物質)などが豊富なうえ、粉末状であるため栄養吸収率が高いという特徴があります。
しかも玄米リブレフラワーはグルテンフリーであるため、アトピー性皮膚炎だけではなく、アレルギー体質の方にもオススメできます。
実際2週間ほど、私自身この玄米リブレフラワーを試してみましたが、便通が良くなったうえ、皮膚の調子も良くなったように感じました。
アトピー性皮膚炎を良くするために腸内環境改善を行なってみても、なかなかうまくいかないという方は、ぜひ一度、玄米リブレフラワーを試してみてください。
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