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アトピーをサプリメント・食事の栄養効果で改善するための対策ブログ

アトピー経験者によるアトピー性皮膚炎をサプリメント・食事の栄養効果で改善・治すための方法を情報発信している対策ブログです。

トランス脂肪酸がアトピー性皮膚炎に悪い理由

アトピー改善 食事

当ブログでは「アトピー性皮膚炎をサプリメントや食事の栄養効果で改善するための方法」について述べています。以前、アトピー性皮膚炎を改善するための油の摂り方についての記事を書きましたが、 そのことに関連して、今回は「トランス脂肪酸アトピー性皮膚炎に悪い理由」について述べていきたいと思います。

 

一般的にトランス脂肪酸が体に悪いと言われていますが、ではなぜトランス脂肪酸が体に悪い影響を与えるのでしょうか?

そもそも「トランス脂肪酸」とは水素結合が足りない不飽和脂肪酸に対して、人工的に水素添加することで出来たいびつな飽和脂肪酸のことです。

このトランス脂肪酸とアレルギーの関わりについて、『アレルギーは「砂糖」をやめれば良くなる!』のなかで溝口徹氏は、

 

 このトランス脂肪酸はアレルギーとどうかかわっているのか。オメガ6系、オメガ3系の油がアラキドン酸やEPAの形で細胞膜に入っていくという話はすでにした。トランス脂肪酸もまた、細胞膜のなかに入るのだが、そのことによって、細胞膜が持っているやわらかさがなくなっていくのだ。また、代謝されにくいため、代謝の際にビタミンやミネラルが必要以上にたくさん消費されてしまうのである。

 その結果、アレルギーや炎症が起こりやすくなる、といわれている。(溝口徹『アレルギーは「砂糖」をやめれば良くなる!』p136~137)

 

と述べています。

トランス脂肪酸が身体に悪い理由

ちなみにトランス脂肪酸が多く含まれているのはマーガリンですが、このマーガリンはコレステロールが少ないとされる植物油(不飽和脂肪酸)を、空気中で安定させるために水素添加することで生み出されています。

しかし問題なのは、人工的に水素添加することで出来上がったトランス脂肪酸は、プラスチックのように体内で分解されないため、いつまでも体内に残ってしまうことです。実際、脂肪を研究している科学者は、油に水素添加することを「プラスチック化する」と述べているようです。

トランス脂肪酸が一般的に体に悪いとされている理由には、悪玉コレステロール(LDL)を増やし、代わりに善玉コレステロール(HDL)を減らすことが挙げられます。

しかしこれ以外にも、特に脂肪酸は細胞膜(リン脂質)の形成に深く関わっているため、プラスチックと同じであるトランス脂肪酸を体内に取り入れてしまうと、スムーズな新陳代謝が出来なくなるという弊害も生じてしまいます。

その結果、からだの血管や臓器、脳など、様々な部分に悪影響を及ぼすことになります。

アトピー性皮膚炎の発症原因がトランス脂肪酸であるとは言えませんが、トランス脂肪酸は体内に居残り続けることで、細胞の新陳代謝は妨げられてしまうため、アレルギー症状によってかゆみが引き起こされないようにするためには、なるべくトランス脂肪酸は摂らない方が良いと考えられます。

日本で規制されていないトランス脂肪酸は加工食品に多く含まれる

トランス脂肪酸はこのように人のからだに対して様々な悪影響を与えると言われていますが、日本では現在のところ、使用量の制限や表示の義務付けといった厳しい規制は食品業界に課されていません。

そのため、「マーガリン」や「ショートニング」といった原材料を使用している食品の多くにトランス脂肪酸が含まれているのが現状です。

またトランス脂肪酸は植物油を精製する際の脱臭工程でも生成されると言われているため、普段何気なく使っているサラダ油にも含まれています。

したがって、ハンバーガーやフライドチキンといったファーストフードや、菓子パン、サンドイッチ、ポテトチップスやスナック菓子、クッキー、ケーキといったお菓子類などの食品にトランス脂肪酸が含まれていることになります。

さらにインスタントラーメンやカレールウ、ドレッシングといった加工食品などにもトランス脂肪酸は使われています。

このように市販の食品のほとんどにはトランス脂肪酸が何らかのかたちで含まれているといっても過言ではないのです。

一部の良心的な企業はこのトランス脂肪酸の削減に努めているかもしれませんが、多くの企業はコスト削減を理由にしてサラダ油やマーガリン、ショートニングを当たり前のように食品に加えているのが現状です。

したがって、何らかの形でトランス脂肪酸が体内に入ってくるのを完全に避けるのは非常に難しいと思われます。

アトピーを治すためには加工食品をなるべく摂らないようにする

しかしその一方で、日頃の食事において、知らないうちにトランス脂肪酸を摂り過ぎないよう心がけることも、アトピー性皮膚炎の改善のためには重要になってきます。

先述した通り、トランス脂肪酸はスーパーやコンビニエンスストアで販売されているカップラーメンやお菓子などの加工食品に多く含まれています。

加工食品はそれ以外にも、アトピーの悪化につながると考えられるリノール酸や砂糖などもたくさん含まれています。

普段からカップ麺やお菓子などを食べるのが好きな方はつらいと思いますが、アトピー性皮膚炎を治していくためには、毎日の食生活において、加工食品を減らしていくことが重要なのです。

 

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