すりえごまがアトピー性皮膚炎の改善に役立つ理由
当ブログでは「アトピー性皮膚炎をサプリメントや食事の栄養効果で改善するための方法と対策」について述べていますが、今回はすりえごまがアトピー性皮膚炎の改善に役立つ理由について述べていきたいと思います。
アトピー性皮膚炎を治していくためには、油の摂り方が大切になってきます。
油の摂り方については↑の記事を参照していただきたいと思いますが、その油の摂り方のポイントとして大切なのは、サラダ油に多く含まれているリノール酸を減らし、反対に青魚などに多く含まれているオメガ3脂肪酸(DHA・EPA・α‐リノレン酸)を増やすことです。
オメガ3脂肪酸には、アレルギーを抑制したり(EPA)、からだの炎症を抑えたりする(DHA)働きがあります。そのため、アトピーの症状を抑えるための様々な良い働きをしてくれます。
しかし、青魚に多く含まれているオメガ3脂肪酸は、普段の食事の中で十分な量を摂りにくいという側面があるため、DHA・EPAサプリメントや亜麻仁油・えごま油などを利用することが、慢性的なオメガ3脂肪酸の不足を補うためには有効なのです。
そして、それら以外にも、「すりえごま」という食品からオメガ3脂肪酸を摂ることが可能なのです。
えごまにはα-リノレン酸が多く含まれていますが、このα‐リノレン酸は、体内で1~2割がDHA・EPAに変換されます。
そのため、「すりえごま」だけで十分な量のオメガ3脂肪酸を摂れるわけではありませんが、それでも深刻なオメガ3脂肪酸の不足を解消するのには非常に役立ってくれます。
しかも「すりえごま」には、「えごま」をそのまま食べるよりも消化に良いというメリットがあります。
肝心のお味のほうも、それほどクセがないため、亜麻仁油やえごま油が苦手だという方でも、サラダや和え物、惣菜などにこのすりえごまをサッと加えて摂ることができます。
ちなみに私自身は、おひたしなどにこのすりえごまを加え、亜麻仁油をかけて食べています。
またえごまにはα‐リノレン酸以外にも、タンパク質や食物繊維、カルシウムやマグネシウム、カリウムなどのミネラル類、ビタミンB群(B1、B2、ナイアシンやパントテン酸)など、皮膚の健康を維持するために大切な栄養素も豊富に含まれています。
したがって、すりえごまを毎日の食生活に採り入れることは、アトピー性皮膚炎の改善に役立つのです。
すりえごまは、自然食品を扱うお店や、オンラインショップなどで購入できます。
新品価格 |
新品価格 |