アトピーをサプリメント・食事の栄養効果で改善するための対策ブログ

アトピー経験者によるアトピー性皮膚炎をサプリメント・食事の栄養効果で改善・治すための方法を情報発信している対策ブログです。

アトピー性皮膚炎の改善にビタミンの栄養効果が大切な理由

当ブログでは「アトピー性皮膚炎をサプリメントや食事の栄養効果で改善するための方法と対策」について述べていますが、この記事では「アトピー性皮膚炎の改善にビタミンの栄養効果が大切な理由」について書いています。

 

アトピー性皮膚炎を改善していくためにはビタミンは必要不可欠な栄養素です。

なぜならビタミンは、ステロイドホルモン(コルチゾール)を生成する副腎を助けたり、代謝の役割がある酵素の働きを助ける補酵素としての役割があったりするからです。

また細胞の老化を促し、アトピーの要因でもあるとされる活性酸素を除去する抗酸化作用もビタミンにはあります。

そのため、日頃の食事においてビタミン類が不足してしまうと、細胞の新陳代謝が鈍ったり、ステロイドホルモン(コルチゾール)が分泌されにくくなったりし、なかなかアトピー性皮膚炎は改善に向かいません。

したがって、普段からビタミンを多く摂るよう心がけることはアトピー性皮膚炎を治していくためには大切なのです。

 

アトピー性皮膚炎の改善のために重要なビタミン類

ビタミンA

皮膚や粘膜を作るのに必要不可欠です。にんじんやほうれん草に多く含まれるβ‐カロテンは体内でビタミンAに変わるため、β‐カロテンを多く摂ることはアトピーの改善に効果的です。

 

ビタミンB群

ビタミンB群はほとんどが酵素の働きを助ける補酵素としての役割を持っています。

そのうちビタミンB2、B6は皮膚や粘膜の健康維持に必要です。また、パントテン酸ナイアシンステロイドホルモンを合成する副腎を強化するために重要です。

ちなみにビタミンB群は複合しているほうが働きやすいので、単体で摂らず、まとめて摂った方が効果を発揮します。

また腸内に生息している腸内細菌は、ビタミンB群のほとんどを合成してくれるため、腸内環境の改善を行うことで腸内細菌のバランスを整えることも重要です。

 

ビタミンC

ビタミンCは副腎が分泌するステロイドホルモン(コルチゾール)の合成のために必要になります。また、ビタミンCは活性酸素を除去する抗酸化作用もあります。

ちなみに体内のビタミンCはストレスによって減少してしまうため、アトピー性皮膚炎を改善するためには、サプリメントなどを利用して、こまめにビタミンCを補給していくことが大切です。

 

ビタミンD

ビタミンDはアレルギーの抑制や皮膚の健康維持のために必要不可欠です。ビタミンDは15分以上の日光浴を行うと皮膚で合成されますが、十分な日光浴が出来ない場合は、ビタミンDが不足しないようサプリメントを利用することも一つの手段です。

 

ビタミンE

ビタミンEは皮膚の劣化や老化を促す過酸化脂質の生成を抑える働きがあるため、肌のトラブルを回避し、皮膚の健康を維持するために必要不可欠です。

また、アトピーを治していくためには、オメガ3脂肪酸EPADHA・α‐リノレン酸)を多く摂ることが大切ですが、これらの脂肪酸が体内で酸化してしまうのを防ぐためには、十分な量のビタミンEを摂ることが重要です。

 

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