アトピーをサプリメント・食事の栄養効果で改善するための対策ブログ

アトピー経験者によるアトピー性皮膚炎をサプリメント・食事の栄養効果で改善・治すための方法を情報発信している対策ブログです。

アトピー性皮膚炎を改善するための食事とは?

当ブログでは「アトピー性皮膚炎をサプリメントや食事の栄養効果で改善するための方法と対策」について述べていますが、今回は「アトピー性皮膚炎を改善するための食事」について書いてみたいと思います。

 

アトピー性皮膚炎は、食生活を含めた普段の生活習慣が原因で起こってくると考えられます。そのため、アトピー性皮膚炎を治していくためには、毎日の生活のなかで、アトピーの原因になる生活習慣を変えていくことが大切になってきます。

例えば、過剰なストレス、睡眠不足、運動不足、不規則な生活リズムなどは、活性酸素や副腎疲労などと関わっており、アトピー性皮膚炎の発症と関係していると考えられますが、毎日行っている食事も、そのうちのひとつなのです。

では、アトピー性皮膚炎を改善するための食事とはどのようなものなのでしょうか?

具体的にこの食べ物はアトピーに良くて、この食べ物はアトピーに悪いと言うことは、個人差もあるため難しいのですが、指標になるのは、食べてみて痒みを感じるかどうかです。

ちなみにアトピーの痒みの原因になるのは、主に、食品添加物や砂糖、サラダ油に含まれるリノール酸トランス脂肪酸、未消化のタンパク質などです。

一方、アトピーを改善していくために必要な栄養素は、ビタミンミネラルアミノ酸たんぱく質)、乳酸菌食物繊維、オメガ3脂肪酸EPA・DHA・α‐リノレン酸)であるため、これらの栄養素がバランス良く含まれた食事が望ましいと考えられます。

 

そのため、アトピーを治していくために積極的に摂るべき食事としては、

  • 野菜類
  • 果物類
  • 魚介類
  • きのこ類
  • 海藻類
  • 発酵食品(主に納豆)

などが挙げられます。

 

また、アトピー性皮膚炎を改善していくためには、避けた方が良い食事としては、

  • 加工食品(お菓子類、カップ麺、冷凍食品など)
  • 甘い物(アイスクリーム、ケーキ、スポーツドリンクなど)
  • 天ぷらやフライなど、植物油(サラダ油)を多く使った食品
  • マーガリン・ショートニング
  • 牛乳
  • 辛い物

などが挙げられます。

 

アトピーの改善に理想的な食事とは?

特に一人暮らしの場合、コンビニエンスストアやスーパーマーケットで販売されている加工食品を食事の中心にしてしまうと、どうしても栄養が不足してしまい、栄養の効果によってアトピーを改善させるのが難しくなります。

一方、アトピー性皮膚炎を改善するために理想的な食事は、ひと昔前の日本人が摂っていたような和食だとされています。

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栄養バランスの良い和食はアトピー性皮膚炎の改善に効果的。

 

サプリメントがアトピー性皮膚炎の改善に必要な理由

当ブログでは「アトピー性皮膚炎をサプリメントや食事の栄養効果で改善するための方法と対策」について述べていますが、今回は「サプリメントアトピー性皮膚炎の改善に必要な理由」について書いてみたいと思います。

 

そもそも、アトピー性皮膚炎を改善するためにサプリメントは必要なのでしょうか?

当ブログではアトピーを治していくためにサプリメントを紹介していますが、栄養バランスの良い食事をしていれば、サプリメントに頼る必要はありません。

特定のサプリメントを飲み続けたらアトピーが治ったという宣伝を、インターネット上などで時々見かけますが、サプリメントはあくまで栄養補助として考えるのが適切であり、サプリメントに過剰な期待を寄せないほうが良いように感じます。

しかし、アトピーを改善するためには必要不可欠であるにも関わらず、普段の食事では摂りにくく、偏った食生活を送っていると、どうしても不足しがちになってしまう栄養素があります。

それは、

 

 

です。

 

乳酸菌と食物繊維が必要な理由

乳酸菌と食物繊維は、腸内環境を改善するために必要ですが、発酵食品や、野菜、海藻類などを普段から多く摂らないと、不足しがちになってしまいます。

もし乳酸菌と食物繊維が不足することで腸内環境が悪化してしまうと、そのぶん、アレルギー症状が起きやすくなってきます。

特に近年、日本人の腸内環境の悪化に伴うアレルギー症状の増加の背景には、食物繊維の不足があると指摘されています。

また、腸の専門家の間では、清潔志向によって、腸内細菌の多様性が失われてしまっていることも、アレルギーが起こりやすくなった原因として挙げられています。

したがって、日頃の食生活で発酵食品や野菜などをたくさん食べられない方は、サプリメントを利用することで、十分な量の乳酸菌と食物繊維を摂り、腸内環境を改善していくことが好ましいのです。

オメガ3脂肪酸(EPA・DHA・α‐リノレン酸)が必要な理由

さらに、オメガ3脂肪酸(EPA・DHA・α‐リノレン酸)には炎症を抑える働きがありますが、主に青魚に多く含まれているため、毎日の食生活で魚をたくさん食べない限り、なかなか摂ることができません。

一方、加工食品に多く含まれているオメガ6のリノール酸トランス脂肪酸を摂り過ぎてしまうと、体内で炎症が起きやすく、かゆみの原因にもなると考えられます。

このあたりのことは「油の摂り方」について書いた記事を読んでいただきたいと思いますが、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は「1:1」や「1:2」のバランスが大切なのです。

ビタミンCが必要な理由

アトピー性皮膚炎の発症やアトピーの悪化にはストレスが深く関わっていると考えられますが、ストレスを感じる度にコルチゾールを分泌し続ける副腎を助けるためには、ビタミンCは多めに摂らなければならないのです。

したがって、サプリメントをうまく利用して、こまめにビタミンCを補給することが、ストレス対策や、副腎が分泌するコルチゾールによる、アトピー性皮膚炎の治癒のために大切になってくるのです。

 

以上ここまで、サプリメントアトピー性皮膚炎の改善に必要な理由について書いていきましたが、アトピー性皮膚炎を良くしていくために必要不可欠な乳酸菌、食物繊維、オメガ3脂肪酸、ビタミンCに関しては、サプリメントを利用することが効果的だと考えられるのです。

 

アトピー改善にはサプリメントが効果的

 

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アミノ酸のアトピー性皮膚炎を改善する効果

当ブログでは「アトピー性皮膚炎をサプリメントや食事の栄養効果で改善するための方法と対策」について述べていますが、今回は「アミノ酸アトピー性皮膚炎を改善する効果」について書いていこうと思います。

 

アミノ酸は、私たちの体の血管や内臓、皮膚、筋肉などのもとになるタンパク質を構成しています。

また、人間の細胞はタンパク質で構成されていますが、このタンパク質を構成している成分もアミノ酸です。

つまり、アミノ酸はヒトの体を作るための材料となっているわけです。

そのため、アトピー性皮膚炎によって状態が悪化した皮膚を再生するためには、その皮膚を形成するための材料であるアミノ酸をしっかりと摂らなければならないのです。

特に皮膚の柔軟性はアミノ酸の保湿効果で保たれていることが知られています。

実際、荒れた状態の皮膚は、アミノ酸が少なくなっているとされています。

さらに、白血球中のNK(ナチュラルキラー)細胞をはじめとする免疫細胞もアミノ酸から作られているため、アトピーを治していくための免疫力を維持するために、アミノ酸は必要不可欠です。

必須アミノ酸と非必須アミノ酸

ところで、アミノ酸は自然界では500種類ほど存在すると言われていますが、人間の身体のタンパク質を構成しているのはわずか20種類です。

そのうち9種類は体内で合成出来ないため、「必須アミノ酸」(バリン・ロイシンイソロイシン・リジン・メチオニンフェニルアラニントリプトファンヒスチジンスレオニン) と呼ばれています。

残りの11種類(アルギニン、グリシン、アラニン、セリン、チロシンシステインアスパラギン、グルタミン、プロリンアスパラギン酸、グルタミン酸)は、体内で合成されるために「非必須アミノ酸」と呼ばれています。

これらのアミノ酸は健康維持のためにはどれも大切ですが、特にアトピー性皮膚炎の改善に関わるアミノ酸としては、グルタミンとグリシンが挙げられます。

グルタミン

グルタミンは腸管粘膜のエネルギー源になります。腸管粘膜は異物の侵入を防ぐためのバリア機能を備えているため、グルタミンを十分に摂ることは、腸粘膜の強化や働きの活性化につながっていきます。

もし腸管粘膜のバリア機能が弱まってしまうと、腸に穴が空き、そこから体内に細菌や未分化のタンパク質などが入りこむリーキーガット症候群の問題も起こってきてしまいます。

つまり、グルタミンが不足しないよう心がけることは、アレルギーやアトピーの対策になるのです。

グルタミンを多く含んでいる食品としては、肉、魚、チーズ、昆布(海藻類)、大豆、アーモンドなどが挙げられます。

またグルタミンはサプリメントからの摂取も可能です。

 

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グリシン

グリシンは心地よい睡眠をもたらすといわれていることで有名ですが、実はコラーゲンの約3分の1を占めているアミノ酸で、肌の健康を保つために必要不可欠です。

皮膚は、表面に近いところから角質層、表皮層、真皮層、皮下組織に分けられますが、コラーゲンは真皮の部分に含まれ、真皮全体の約70%を占めています。

特に、アトピー性皮膚炎と関連においては、グリシンを主成分にしたアミノ酸食品の摂取によって、皮膚のバリア機能の向上とスキンケア効果が顕著に認められたという研究報告があります。

さらに、アトピー性皮膚炎を治していくためには、十分な睡眠が必要不可欠ですが、グリシンには入眠作用があるので、眠る前にグリシンを摂ることは、睡眠不足や不眠症の方にも効果的です。

グリシンを多く含んだ食品としてはホタテ、ウニ、くるまえび、肉類、ごま、アーモンドなどです。

また、グリシンサプリメントからの摂取も可能です。

 

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以上が、アミノ酸アトピー性皮膚炎を改善する効果についてですが、アミノ酸ビタミンミネラルと同様、アトピー性皮膚炎の改善のために必要不可欠な栄養素だと考えられます。

 

 

 

アトピーに朗報!』で紹介されたアトピーの乾燥肌を改善する「アトピスマイル」については以下の記事を参照してください。

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にんにくサプリメントのアトピー性皮膚炎を改善する効果

当ブログでは「アトピー性皮膚炎をサプリメントや食事の栄養効果で改善するための方法と対策」について述べていますが、今回は「にんにくサプリメントアトピー性皮膚炎を改善する効果」について書いていこうと思います。

にんにくのサプリメントにはアトピー性皮膚炎を改善する効果があるのでしょうか?

実は、にんにくにはビタミンB群のうち、ビタミンB1、ビタミンB6などが多く含まれています。

このうちビタミンB6は、たんばく質の代謝を促進するために欠かせないビタミンとされており、たんぱく質を分解してアミノ酸にする酵素と、アミノ酸を別のアミノ酸に組み替える酵素補酵素として、その働きを助けます。

ちなみに皮膚や粘膜をはじめとする多くの体組織や、酸素を運搬するヘモグロビン、病原菌と闘う抗体や神経伝達物質たんぱく質から作られているため、ビタミンB6が不足してしまうと、アミノ酸の代謝が滞るため、たんぱく質の働きに悪影響が出てしまいます

またビタミンB6は、免疫機構で主要な役割をもっている免疫グロブリン(抗体)の生成に関わっているため、免疫機能を正常に維持するために欠かせない栄養素だとされています。

そのためビタミンB6にはアレルギー症状を緩和する効果があり、アトピー性皮膚炎の改善のためにも必要不可欠だと考えられます。

にんにくは有効成分が豊富

ところで、にんにく(大蒜)はユリ科ネギ属の多年草で、強いにおいをもつ香味野菜として知られており、ビタミンB6のほかにも、にんにくには、スコルジニン、アリシンなどが成分が豊富に含まれています。

スコルジニンは無臭の成分で、疲労回復、新陳代謝の促進、血流改善、血中コレステロールの調整などの働きがあります。

また、アリシンは強烈なニオイや涙の元となっている硫化アリルの一種で、ビタミンB1と結合すると、疲労回復効果のあるアリチアミンという物質に変化します。にんにくにはビタミンB1が含まれているため、最初からアリチアミンが存在します。

しかし、疲労回復効果をもっと高めたい場合は、豚肉などビタミンB1を多く含む食品と組み合わせるとより効果的だとされています。

さらににんにくに含まれているアリシンには、殺菌、解毒、抗酸化作用などがあるとされ、細菌の感染による症状改善にも期待がもたれています。

 

にんにくサプリメントのおすすめは?

にんにくサプリメントのおすすめ

もしアトピー改善のために、にんにくを効率的に摂る場合は、モンドセレクションを受賞しているにんにく玉ゴールドが高品質で非常におすすめです。

(わたし自身も、ビタミンB群の補充のために毎日、呑んでいます。)

にんにくサプリメントのおすすめ

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以上が、にんにくサプリメントアトピー性皮膚炎を改善する効果についてです。

にんにくサプリメントを飲めば、劇的にアトピーが改善するわけではありませんが、アトピーで悪化した皮膚の改善や免疫力のアップに、にんにくサプリメントは役立ってくれます。

 

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サジージュースのアトピーを改善する効果とオススメ

当ブログでは「アトピー性皮膚炎をサプリメントや食事の栄養効果で改善するための方法と対策」について述べていますが、今回は「サジージュースのアトピーを改善する効果とオススメ」について書いていこうと思います。

 

「サジージュースを飲むだけでアトピーが治る」わけではありませんが、サジージュースはアトピー性皮膚炎を改善するための栄養素を補うのに効果的です。

その理由はサジージュースには、細胞の新陳代謝を活性化するために必要なビタミンミネラル、さらに皮膚を再生するために必要不可欠なビタミンCや、体内でビタミンAに換わるβ‐カロテンなどが豊富に含まれているからです。

 

特にビタミンCは、ステロイドホルモンを分泌する副腎を助けたり、アトピーの大敵であるストレスを緩和したりするために、なるべくたくさん摂らなければならない栄養素ですが、サジーにはレモンの約9倍のビタミンCが含まれています。

また、サジージュースには「α‐リノレン酸」と呼ばれるオメガ3脂肪酸の一種が含まれています。

 

このα‐リノレン酸は体内に取り入れられると、約1~2割がEPAやDHAに変換されます。

EPAには炎症を抑え、アレルギー症状を抑制する効果がありますし、DHAにはみずみずしい細胞膜を作る働きがありますので、オメガ3脂肪酸アトピーを治していくためには必要不可欠です。

サジーとは?

そして、サジージュースに含まれる栄養素や有効成分は、全部で200種類以上だとされています。

ちなみにサジー(沙棘・シーバックソーン)とは、ユーラシア大陸原産のグミ科の植物のことで、小豆ほどの小さな果実は、種類によって黄色、オレンジ色、赤色をしています。

 

サジーの木は中国の高山地帯やロシア、モンゴルをはじめとする、夏は暑く冬は寒い厳しい気候で生育します。

また、サジーは7千万年から2億年も昔から、地球上に生育している、歴史ある植物だとされており、ギリシャ神話やインドの伝統医学アーユルーヴェーダのなかでも言及されています。

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おすすめのサジージュースは?

ビタミンCを中心に栄養豊富なサジージュースはアトピーの改善だけではなく、ストレス対策や疲労回復、アンチエイジングなどにも効果を発揮してくれます。

 

しかしサジージュースは輸入品が多いため、市場に出回っているものを購入する場合は、残留農薬や添加物などに注意して選ぶことが必要になってきます。

この記事でオススメしたいサジージュースはフィネスの黄酸汁 豊潤サジー です。

 

オススメのサジージュース

オススメのサジージュース

 

フィネスの豊潤サジーがおすすめな理由は、着色料、香料、保存料などの添加物は一切不使用であり、オーガニック原料使用で安心・安全だからです。

また、99.9%のサジーピューレに酸味を抑えるための天然ハーブのステビアを0.1%だけ使用しています。

 

そのため、サジー特有の酸味が抑えられて非常に飲みやすくなっているため、豊潤サジーは初めてサジーを試してみたい方に大変おすすめなのです。

 

豊潤サジーは初めてサジーを試してみたい方におすすめ

【送料無料】黄酸汁 豊潤サジートライアル(10日分/300ml)

 

豊潤サジーは栄養価が損なわれていない

ちなみに、豊潤サジーには希少な品種である「ビコアサジー」が使われており、果実をまるごと果皮まで裏ごししたピューレ状になっているため、濃厚なうえ、栄養価が損なわれていません。

さらに豊潤サジーには、リンゴ酸、ビタミンC、鉄分、ビタミンE、キナ酸、β‐カロテン、アスパラギン酸アミノ酸などの栄養素がバランスよく含まれてます。

 

サジージュースのアトピーを改善する効果とオススメ

 

以上が、サジージュースのアトピーを改善する効果とオススメについてです。

このように、アトピー改善のために必要不可欠な栄養素をはじめとした200種類以上の栄養成分が一度に摂れるサジージュースを、毎日の食事に採り入れることは、アトピー性皮膚炎を治していくために高い効果を発揮してくれることが期待できます。

 

 

 

 

 

 参考サイト

eiyoukouka.jimdo.com

ノニジュースのアトピー性皮膚炎を改善する効果とオススメ

当ブログでは「アトピー性皮膚炎をサプリメントや食事の栄養効果で改善するための方法と対策」について書いていますが、この記事では「ノニジュースのアトピー性皮膚炎を改善する効果とオススメ」について述べていこうと思います。

 

ノニジュースを飲むとアトピー性皮膚炎が改善したという話がよく聞かれますが、その効果は果たして本当なのでしょうか?

ノニジュースを飲むだけでアトピーが治る!」という宣伝文句については、信憑性はそれほど無いと考えられます。

しかし、ノニには、ビタミン類、ミネラル類、酵素アミノ酸、β‐カロテンなど、皮膚をつくるための栄養素がたくさん含まれているため、ノニに含まれている栄養の効果によって、アトピー性皮膚炎が改善に向かうことは十分考えられます。

 

ノニに含まれているビタミンやミネラルは、酵素の働きをサポートし、細胞の新陳代謝を活性化させるために必要不可欠な栄養素です。

特にノニに含まれているビタミンB群のうちのビタミンB6や、マグネシウムや鉄などのミネラルアトピーの改善に役立ってくれます。

それに加え、ノニに多く含まれているβ‐カロテンは体内でビタミンAに換わるため、アトピーで状態が悪化した皮膚の再生に役立ってくれます。

 

また、ノニに含まれる有効成分のプロキセロニンは、体内でキセロニンとなり、体が本来備えている自然治癒力を高めて細胞の再生を促したり、機能を正常に保ったりするとされています。

そのため、このプロキセロニンの効能は、アトピー性皮膚炎の改善に効果的だと考えられています。

 

ノニはアトピー・アレルギーの改善に効果的

さらにスコポチレン、プロキセロニン、モリンジンといった有効成分には抗アレルギー作用や抗炎症作用があるといわれています。

特にスポコチレンは抗ヒスタミン剤として用いられることもあるため、ノニを摂取することは、アトピー性皮膚炎のかゆみを緩和するのに役立つと考えられます。

そのほかノニの注目成分であるイリドイドにも抗アレルギー作用、抗炎症作用、免疫調節作用などがあるとされています。

 

ちなみにアトピー性皮膚炎をはじめとしたアレルギー症状が発症してしまう原因のひとつは、免疫細胞(ヘルパーT細胞)のうちの「Th1」ではなく「Th2」と呼ばれるものが多くなることだといわれています。

この「Th2」は炎症を起こさせるIgE抗体を抗体を作り出してしまうのです。

そのため、アレルギー症状の発症を防ぐには、「Th1」と「Th2」のバランスを保つことが必要になってくるのですが(このあたりのことについては「アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状が起こる原因」の記事をごらんください)、ノニにはその「Th1」と「Th2」のバランスを整える力があるとされています(参考 橋爪勝『超免疫力 医者がすすめるノニジュースで万病を治す』)。

 

ノニとは?

ところでノニとは、熱帯、亜熱帯の地域に広く自生するアカネ科の常緑小高木で、非常に生命力が強く、ポリネシア地域では古くから伝承薬として用いられてきました。

南太平洋の島では、ノニは学名を「モリンダシトリフォリア」といい、「ミラクルフルーツ」「ハーブの女王」などとも称され、葉、根、樹皮の全てが民間療法の万能薬として、重宝されています。

 

ちなみに熱い地方で育つ果物には体を冷やす性質があるとされていますが、ノニには体を温める性質もあるとされているため、それほど神経質にならなくても良さそうです。ただし、極度に低体温の時や寒さが厳しい冬場は控えた方が良いと思われます。

 

おすすめのノニジュースは?

冒頭でも述べましたが、ノニを摂るだけでアトピー性皮膚炎が治るとは考えにくいですが、140種類以上もの栄養が含まれているノニを毎日の食生活や食事に採り入れることは、アトピーを少しでも治していくために効果的だと思われます。

そして、そのノニの栄養効果を得るためには、ノニジュースがおすすめです。

ノニジュースのおすすめ

安心・安全の有機JAS認定ノニジュースで健康管理

 

ノニジュースといえば、非常に有名なのは、モリンダ社の「タヒチアンノニジュース」ですが、初めての方におすすめしたいのは、ハンズトレーディングが販売しているノニジュースです。

ハンズトレーディング社の「ハンズノニ」は産地や製法にこだわり、有機JAS認定も受けています。

 

有機JAS認定を受けることで付けられる有機JASマークは、農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないで、自然界の力で生産された食品を表しており、農産物、加工食品、飼料及び畜産物に付けられています。

ノニジュース「ハンズノニ」

ハンズのノニジュースは価格が手ごろで高品質

さらにハンズノニは安心安全で高品質なだけではなく、価格も手頃であるため、ノニを初めて試す場合に非常におすすめです。

ちなみにノニジュースは風味が独特であるため、そのまま飲めない場合は、グレープジュースなどで割って飲むと非常に飲みやすくなります。

 

以上が、ノニジュースのアトピー性皮膚炎を改善する効果とオススメですが、ノニジュースは栄養が豊富なうえ、アレルギー症状を抑える働きもあるため、日頃の栄養不足を補い、アトピー性皮膚炎を緩和していくために役立ってくれます。

 

 

 

 

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亜麻仁油・えごま油のアトピー性皮膚炎を改善する効果

当ブログでは「アトピー性皮膚炎をサプリメントや食事の栄養効果で改善するための方法」について書いていますが、この記事では「亜麻仁油・えごま油のアトピー性皮膚炎を改善する効果」について述べていこうと思います。

 

亜麻仁(アマニ)油やえごま油を普段の食生活に採り入れることは、アトピー性皮膚炎の改善に効果的だと考えられます。

なぜなら、亜麻仁油はえごま油には、必須脂肪酸オメガ3のひとつである「α‐リノレン酸」が豊富に含まれていることが挙げられます。このα‐リノレン酸不飽和脂肪酸の一種で、体内に取り入れられると、約1~2割がEPAとDHAに変換されます。

以前、油の摂り方についての記事を書きましたが、このEPAとDHAは、炎症を抑える働きがあるため、アトピー性皮膚炎の改善のためには必要不可欠だと考えられます。

 

亜麻仁油はアトピー改善に効果的

 

一方、サラダ油や加工食品などに多く含まれているリノール酸を過剰摂取することは、アレルギー症状が起こる原因になるとされています。

近年は、知らないうちにこのリノール酸を摂り過ぎてしまっていることが、アトピー性皮膚炎をはじめとしたアレルギーの原因であるという指摘が専門家の間で多くなされるようになってきています。

しかし、オメガ3脂肪酸DHAEPA・α‐リノレン酸)は、リノール酸と正反対の働きをするため、体内でEPAやDHAに変換されるα‐リノレン酸が含まれている亜麻仁油やえごま油は、アトピーを治していくためには積極的に生活の中で採り入れていきたい油だと言えます。

また、オメガ3脂肪酸を十分に摂ってアトピーを効果的に改善していくためには、亜麻仁油やえごま油だけでは足りないので、加えてEPA・DHAサプリメントを利用するのもお勧めです。

ところで亜麻仁油とは植物の亜麻仁から搾油した油のことです。

亜麻仁(アマニ)とは「亜麻」という薄紫の花を咲かせる植物の種子(仁)のことで、英語では「フラックスシード」と呼ばれています。

一方、えごま油は、えごまというシソ科の植物の種を原料にしています。

ちなみに亜麻仁油とえごま油のどちらも、高温で加熱せず、毎日の食事のなかで、サラダやおかずにサッとかけるようにして摂るのがおすすめです。

 

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